支援活動

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Chalo(チャロー)は小さな善意の団体です。カラコルムの緑化および、その地域に住む人々の生活改善のための募金を行なっています。こもれびこどもクリニックで販売されているのは、バングラデシュやネパールのフェアトレード商品、パキスタンから調達してきた雑貨などです。集められた収益は現地のプロジェクトを進める資材と労働にあてられます。みなさまの善意が、遠くカラコルムの地に育つ大きなポプラの木となり、未来に生きる人々に、こもれびのように降りそそぐ日を夢見ています。

TSUNAMI CRAFT(東日本大震災の被災者の皆さんによる手作り商品)も取り扱っています。

<目標額:100万円>

  • (内訳)
  • ポプラ1,000本 150,000円
  • 灌漑施設の工事 500,000円(資材、運搬、工事などにかかる費用)
  • 現地の人の雇用代金 200,000円(1人あたり500円/1日×20日)
  • その他の経費 150,000円(渡航費、交通費、職員滞在にかかる費用など)

1996年以来、パキスタンを訪れています。きっかけは仲のよかった友人が山で遭難したことでした。2005年10月には、パキスタン北部辺境州に大地震が起きました。この地震により、亡くなられた方は9万人を超えたそうです。その被害は想像を超える凄まじさで、現地に生きる被災者の方たちをささやかに支えたいと心から思いました。

チャローの母体となる団体はSave Pakistan Bankといいます。NGOでもNPOでもありません。山を愛する者たちで組織した小さな団体です。2005年に設立してから最も大きな被害を受けたといわれるバラコットのアルバン村に支援に入り、製材所の設置、水源の確保と水道設備の設置、タヒル・イラヒ・パブリックスクール(小学校)の建設、親を失った子どもたちの就学支援などを行なってきました。 カラコルム山脈は、パキスタン,インド,中国の国境付近にまたがる,長さ約500キロメートルの大山脈です。ヒマラヤ山脈の北西側に位置しています。K2(8、611メートル)と呼ばれる世界第二位の高峰がある山脈としても知られています。
また,長さ60キロメートル以上のバルトロ氷河をはじめ,大規模な氷河もたくさんあります。 世界中で氷河の縮小・後退が叫ばれている中で、この地の人々は、まだまだ電気もガスもつかわない農耕と牧畜の生活をのどかに続けています。しかし、乾燥が著しいこの地は、雨がほとんど降らないために、村のある谷底には自然にできた森林がありません。氷河のすぐ下には、木々が生えていましたが、伐採を続けてきた結果、今では、乾燥に強い背丈の低い植物がまばらに生えているに過ぎないようです。チャローの収益は、しばしば桃源郷とか、「風の谷のナウシカ」の舞台と称されるフンザの村周辺での事業に使いたいと考えています。

chalo代表 加藤博(南アルプス子どもの村)

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